院長の器機に対する想い_カールツァイス 

 

1846年創業、ドイツの精密光学機器メーカー。司馬遼太郎氏の“坂の上の雲”にも登場しますが、東郷平八郎大将が、日本海海戦時、首から下げていたのが、カールツァイス社製の双眼鏡であり、塚本克熊中尉が敵将ロジェストウエンスキー中将の搭乗する駆逐艦を見つけたのも、同社製の双眼鏡だったといわれています。

日本とドイツ、もの造りが上手な2つの国が、歴史の大切なところで関係していて、それが今に繋がっている。当院で使用している手術顕微鏡もツァイス社製です。

手術室に鎮座している顕微鏡を見るたびに、100年以上前に日本の歴史を変えた双眼鏡から脈々と続く歴史を感じ、顕微鏡を覗くたびに、ほんの少しシャキッとした気持ちになります。